AMAZON Virtual Production WORKSHOP
- Takuro Ishizaka

- Sep 5
- 2 min read
アマゾン・ジャパンの依頼を受けてSONY PCLでVPワークショプを現役の撮影監督、照明監督、DIT, 監督、プロデューサーなど多岐にわたるプロフェッショナルを対象に行いました。
ワークショップでは、VPを導入する際の考え方や知っておくべき技術、注意点をはじめ、照明機材の選択やライティング技術、カメラ設定、レンズやフィルターの選び方まで、実際の撮影準備の流れに沿って紹介しました。 また、ソケット株式会社の佐々木幸司さんには、Amazon映画『ベートーヴェンの捏造』を事例に、日本におけるVP制作の現状についてお話しいただきました。 アメリカやイギリスのように大規模な予算を前提とした撮影事例ではなく、日本の現場ですぐに応用できる技術や現実的な疑問に答えることを重視し、ソニーPCLの遠藤さんと相談しながら構成しました。さらに、Amazon スタジオロサンゼルスのBobby EvansさんとDan Smiczekさんにもインタビューをして色々な事情や問題点や考え方を聞きました。その上で、PCLの大賀監督とともに短いデモンストレーションも制作し、実際に体感いただける内容に仕上げました。 LED ボリュームを使用する理由を考え、リアリティーだけでなくファンタジーを画面の中にせっかく作ることができるので、昼間の街から、同じカットの中で昼から夕方、夜になり、火災が始まり、その後暗転してナイターに切り替わるという流れを作り撮影。
3年前ぐらいだと、こんなにもライトを撮影中に変化させたり、多くの炎を同時に計算させて必要なフレーム数でリアルタイムで動かすなど全くできなかったが、今はそんなに負荷をかけずにリアルタイム再生が出来るようになりました。数年、数ヶ月のうちに進化していく技術なので、定期的にワークショップをやる必要性を感じました。
これからこのワークショップで話したことを、時間ある時にノートがわりにここに書いていこうと思います。





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